クリリンについて

ほのかにブームが再燃しているドラゴンボールの影響を受けまして、クリリンについて語ってみようと思う。

何度か口走ったことがあるかもしれないけど、おれがガキの頃の、クリリンに対するイメージは今で言う植草教授のようなものだ。卑怯でワル。初めて買ったコミック12巻であっけなくタンバリンに殺されても大してショックじゃなかった。ヤジロベーが登場し、13巻でシェンロンが殺され、あぁもうクリリンは登場することないんだ、ともあっさりあきらめたりした。
しかし、19巻で「死ぬなよ、悟空」と声を掛けたり、15?巻でマジュニアに果敢に戦ったり、ナッパに気円斬で傷を負わせたりして少しだけ見直したりもした。

けど、ナメック星にてリクームにぼこぼこにされ、悟空から仙豆をもらった時にあまりうれしそうにしなかったのを見て、おれは子供ながらに
『こいつは将来悟空たちを裏切るな』と疑惑を抱いていた。

月日は流れ、コミックでいう29か30巻
当時小四だったおれは友達の田中兄弟とともにジャンプを読んで衝撃を受けた
なんとクリリンが18号にキスされた!!
これでおれの疑惑は確信へと変わったのを非常に覚えている。
ジャンプを読んだのが土曜日だったので、月曜日の学校で、みんなに
クリリンはそろそろ改造されるかもしれない」とのたまわったのを覚えている。ドクター・ゲロは死んだ後なんだけどね

○ピックスでもこの話をして、成績が良くてちょっとお近づきになれなかった人々ともぐっと仲良くなれた。これは嘘かもしれない。もしかしたら小3だったかもしれないし。


きっと今のガキどもは、ワンピースを読んでウソップ君に対してこのように思うひねくれ者がいるのだろう。か?

昔から国語力がないって言われてたけど今なら納得ですわ。
クリリンは初登場の時こそ嫌な奴だったが、その後はZ戦士の中でも特別な存在になったのは言うまでも無い。たかが1人の地球人にフリーザ様が体を爆破する技を使ったのは後にも先にもクリリンだけだろう。
トランクスが未来から初めてやってきて三年後にやってくる人造人間をどうやって倒すか話し合っている時に、クリリンが大事な話をしたのを覚えているだろうか。
クリリンのセリフは中々長いし、悟空以上に言葉がどもる。

作者鳥山明先生もお気に入りのキャラクターなのではないだろうか。少なくともチャオズよりかはね。

クリリンのポジションが劇的に変化したのは、己の戦闘力に対して謙虚になったからだと思う。かめはめ波をうてるようになったのもチャオズ戦だし、しかも初撃ちはものすごい控えめだった。舞空術だって多分マジュニア戦だ。

ユが夜泣きしだしたからそろそろまとめるが、おれが強くなる鍵はそこにある気がした。

クリと亀は切っても切れない関係にある


下でまとめてみました