23区の最西でのこと

新年度の準備のため、事務手続きやらなんやらを終え、横浜の家に寄り妻の夕食のオカズになればと肉じゃがを作り終え、ブーブーで帰った。異様に痰が喉にからむ。色は黄土色だ。

首都高も第三京浜も環八も空いてたので、急遽寄り道をすることに決定。体調悪い体に鞭を打ち、環八から西の方に伸びているせまーい人見街道をニシヘニシヘ。今年dancyuにも載った中華そばつけめん甲斐に行った。

店員は主人の1人のみ、店は5坪でカウンター8?席だけのせまーい店。夜の部は18時からだいたい21時まで。いわゆる隠れ家的な人気店。
前の来店のときは寒い冬につけめんを頼んで汁が冷たすぎて萎えたので、中華そばを食べてみたいなと思い19時ころ、珍しく行列もなくすんなり店内へ。もちろん大盛りにしてラーメンができるのを待つ。あっ、他にも客がやってきた。

店主があっと言うのに続けて小声で今日スープ終わっちゃったんですよm(__)m


自分で言うのもなんですけど、店閉めるの早すぎますよね〜苦笑
客「ここは急行が止まるから深夜帯強いですよ絶対。移転とかしちゃうんですか?」
深夜なんて食べれればいいって人多いですもんね苦笑このへん家賃高すぎてびっくりしましたよ苦笑ここは知り合いに紹介してもらえて安かったんですけど苦笑
客「パート雇わないの?」
育てて夜だけ任せようかと思うんですけどね苦笑
麺を打ったりスープ仕込んでチャーシュー仕込む倉庫を明日借りれるか借りれないか決まるんですよ。まだその後ですね。苦笑


何でも一人でやる店主は常に苦笑いで自転車で自宅に帰り、そしてまた明日一人で仕込む。日々を繰り返す。


こんな会話を聞きながらスープを全部飲み干して、駐車場の前で一服し、夜の℡で作った肉じゃがが肉じゃがの呈をしていないと非難され、次の日の朝、熱が出て痰が茶黄色くなった。



強風が吹き荒れるタカイドで、この箱の中にあるタバコがなくなったら禁煙を開始しよう。と思った。



パパはこの店主よりは孤独じゃないし、時間もたっぷりあるのだ。おいしい和食を作らねばならない。同居を阻止できるだけのパフォーマンスを見せ付けなくてはならない。絶対に負けられない戦いは始まっているんだ。AERAとかに載りてー